マクセルシステムテックは、エッジAI対応の高性能画像認識システムを開発した。2018年10月から、ボードタイプの「NVP-Ax430CL」とユニットタイプ「NVP-Ax435CL」、ソフトウェア開発キット、アプリケーション開発支援ツールを販売する。
マクセルシステムテックは2018年6月13日、エッジAI(人工知能)に対応した高性能画像認識システムを発表した。同年10月から、ボードタイプの「NVP-Ax430CL」とユニットタイプ「NVP-Ax435CL」、ソフトウェア開発キット、アプリケーション開発支援ツールを販売する。価格はボードタイプ、ユニットタイプともにオープンだ。
NVP-Ax430CL、435CLはエッジAIに対応し、AIによる推論機能を同機内で独立処理できる。AI機能の学習により、これまで判別が難しかった微細な傷を分類したり、青果物の選別項目を増加したりできるようになる。
また、最大1600万画素の高精細エリアカメラ、最大1万6384画素のラインスキャンカメラ、1000fps相当の高速カメラに対応する。NVP-Ax430CLは2台、NVP-Ax435CLは4台を同時に接続可能で、広範囲でより精度の高い検査ができる。
同社独自の開発支援ツールを使用すれば、目的に合った画像認識アプリケーションを短時間で構築することも可能だ。
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