PLA、PEI、ABS、そしてABSライク? 3Dプリンタ材料いろいろママさん設計者とやさしく学ぶ「機械材料の基本と試作」(5)(2/6 ページ)

» 2017年08月10日 13時00分 公開

 造形機本体の価格がこなれてきたことに併せて、材料の入手しやすさとメンテナンスの容易さから、SOHOから大学や大手企業の研究開発室に至るまで幅広く活躍するのが、小型FDM造形機(デスクトップ3Dプリンタ)たちです。機構がシンプルなため、本体を自作する個人も増えていますね。

小型FDM造形機(デスクトップ3Dプリンタ)

 高温で造形する材料に対応した大型のFDM造形機。テーブルサイズに収まる数の面付けをすれば、一度の造形作業で複数の製品が作れます。

大型のFDM造形機
造形の様子

 フィラメントはいずれもひも状になっていて、リールに巻いた状態で造形機にセットします。これを徐々に繰り出してヒーターで溶かしながらテーブルに押し付け、1層ずつ重ねていくわけです。

フィラメント

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