ヤマハ発動機は、生産累計6000基目となるスクールプールを出荷した。また、この節目を記念してセレモニーを開催した。
ヤマハ発動機は2016年6月1日、生産累計6000基目となるスクールプール(20m以上)を静岡県湖西市の新居事業所から出荷したと発表した。
今回、6000基目となるスクールプールは、立命館大学びわこ・くさつキャンパスに納入される50m競泳プールだ。既に出荷された25m公認プールと合わせて7月末に完工予定だという。
同社のプール事業は、ボート開発・製造において実績を重ねたFRP(ガラス繊維強化プラスチック)技術を生かしたものだ。1974年に日本初のオールFRP製プールを製品化し、1978年には25mスクールプールの販売を開始した。
公共施設や小中学校向けのスクールプールをはじめ、レジャー施設や幼稚園・保育園、スポーツ施設などに向けて、これまでに約3万8000基の納入実績を有している。近年では老朽化したコンクリート製プールをFRPで覆ってよみがえらせるリニューアルプールや、健康増進用プールなどにも事業を拡大するほか、公共スポーツ施設の管理運営事業にも携わっている。
同社は、生産累計6000基出荷を記念して、同日にセレモニーを開催した。取締役常務執行役員ビークル&ソリューション事業本部長の加藤敏純氏、プール事業推進部長の新子緑朗氏の他、同事業推進部員約80人が出席したという。
FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
ヤマハ発動機の“乗る楽器”とヤマハの“愛着の乗り物”、息づくYAMAHAのDNA
2つの「YAMAHA」デザインが1つの情熱に、風神雷神も舞う
浜松の2企業が幸運をつかみ取った理由とは
ヤマハの次世代ドライブユニットが軽量化と性能向上を加速させる
2つの「YAMAHA」がデザイン交流する理由――両デザイン部門トップに聞くCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク