伸縮式で往復動作できる搬送ユニット「ランニングフォーク」をリョーエイが発表。設備間や作業者へのワーク搬送において、幅の狭い直線的なスペースでの搬送が可能。
リョーエイは2016年5月20日、伸縮式往復搬送ユニット「ランニングフォーク」を発表した。
設備間や作業者へのワーク搬送において、伸縮式で往復動作できる搬送ユニット。従来の多関節ロボットでのワーク出し入れに比べて、回転の動作が無いため幅の狭い直線的なスペースでの搬送が可能。また、設備間に固定のレールを構成する必要もない他、アクチェーター(出し入れのためのシリンダーなど)が搬送の反対側に飛び出す構成も不要となる。
往復での伸縮搬送では2メートルのストロークが可能。フォークの幅は90ミリメートル、片道2.0秒/2メートルが高速動作が行える。可搬重量は4Kg、搬送モータは200Wタイプを1個使用。ストロークは、サーボモーターで自由に調整可能。オプションで旋回・昇降機構やフォーク上にコンパクトな把持式の電動クランプも構成できる。
FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.