コンテックは、250kHzの高速連続サンプリングに対応した、高精度アナログ入出力ターミナル「AIO-160802GY-USB」を発売した。USB2.0規格に準拠し、480Mbpsの高速転送を可能にしている。
コンテックは2016年3月9日、ノートPC向け計測デバイス「USB I/O Terminal」シリーズに、250kHzの高速連続サンプリングに対応した高精度アナログ入出力ターミナル「AIO-160802GY-USB」を追加し、販売を開始した。
AIO-160802GY-USBは、WindowsPCでアナログ信号を計測し、データを収集するためのターミナル。16bitのアナログ入出力とデジタル入出力に対応している。サンプリング周波数は、同社従来品「AIO-160802AY-USB」の2.5倍となる250kHzで、FIFOメモリ容量を1kから8kデータに強化した。これにより、エントリークラスのノートPCでも、安定した長時間連続サンプリングを可能にしている。
また、USB1.1/USB2.0規格に準拠しており、480Mbpsの高速転送に対応している。USBのバスパワーで動作するため、外部からの電源供給は必要ない。さらに、FIFOまたはRING形式で使用できるバッファメモリを搭載。ソフトウェアやPCの動作状況に依存せず、バックグランドでのアナログ入出力ができる。
他に、グラフ描画/Excelダイナミック転送機能などを備えたデータロガーソフト「C-LOGGER」や、Visual BasicなどをサポートしたWindows API関数「API-TOOL」などのサポートソフトもそろえている。
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