新型CX-9は、新世代技術「SKYACTIV」とデザインテーマ「魂動−Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品群の第7弾モデルである。SKYACTIV-G 2.5Tは、「アテンザ」や「CX-5」に採用している自然吸気の直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」をベースに開発された。運転条件に合わせて排気の脈動状態を変化させる世界初の技術「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」を適用するなどして、ダウンサイジングターボエンジンの課題を解決している。米国のEPAモードで現行CX-9から約20%の燃費改善を実現したという。
次期「SKYACTIV」は2016年度以降に採用へ、電動化技術で燃費をさらに15%向上
マツダの好調さを支える大きな要因になっているのが、新世代技術「SKYACTIV」とデザインテーマ「魂動(こどう)−Soul of Motion」だろう。これらのうちSKYACTIVについては、さらに進化した「SKYACTIV GEN2」が2016年度以降に登場する見込みだ。電動化技術などを活用し、現行SKYACTIVよりも全社平均燃費をさらに15%高めることが目標になっている。