三菱マテリアルは、超硬エンドミル「MS plusエンドミル」シリーズに新型番「MPMHV/MPJHV」を追加した。ステンレス鋼や炭素鋼などの部品加工において、優れた耐摩耗性を発揮し、高能率加工を可能にする。
三菱マテリアル 加工事業カンパニーは2016年1月15日、超硬エンドミル「MS plusエンドミル」シリーズに型番を追加。ステンレス鋼や炭素鋼などの高能率部品加工を可能にするスクエアエンドミル「MPMHV/MPJHV」の販売を開始した。
MPMHV/MPJHVは「MS+コーティング」を採用したことで、炭素鋼から50HRC程度の高硬度鋼まで幅広い被削材で優れた耐摩耗性を発揮する。異なるねじれ角による不等リード形状により、びびり振動を抑制し、突き出しの長い加工での安定した切削が可能となった。特にセミロング刃長のMPJHVは、縦壁の仕上げ加工に適している。また、ミドル刃長のMPMHVは、刃長と全長を従来品より長い設定としたことで汎用性が高まったという。
MPMHVは、刃径1〜13mmで17型番。MPJHVは、刃径1〜12mmで19型番。代表型番の標準価格は4784〜2万3760円となる。
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