日本電産は、VRシステムの位置検出用レーザーモジュール向けFDBモーターを開発した。同製品を搭載することで、より正確な位置検出レーザー照射を可能にした。
日本電産は2016年1月8日、台湾・hTCのVR(バーチャルリアリティー)システム「Vive」の位置検出用レーザーモジュール向けに、FDB(流体動圧軸受)モーターを開発したと発表した。
今回開発されたFDBモーターは、同社がHDD用モーターで培ったFDB技術を採用している。同技術により、回転精度が向上し、長寿命化・低振動を実現したことで、Viveの「Room-Scale VR」における正確な位置検出レーザー照射を可能にした。
hTCでは、同FDBモーターを搭載したViveを2016年春に発売する予定だ。
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