携帯電話端末事業の体制見直しで運営を効率化:製造マネジメントニュース
NECは、携帯電話端末事業の体制を見直し、子会社のNECモバイルコミュニケーションズから同事業を譲り受けることを決定した。運営効率化を図る。
NECは2015年12月25日、NECモバイルコミュニケーションズから携帯電話端末事業を2016年3月1日付で譲り受けると発表した。
NECモバイルコミュニケーションズは、携帯電話端末の開発や製造販売・保守を主要事業とするNECの子会社。2014年度実績で売上高は約230億円、出荷台数は約75万台だった。
NECでは、2013年7月に携帯電話端末事業の見直しを決定し、スマートフォンの新規開発を中止するなど、同事業を段階的に縮小してきた。
その結果、同事業を独立会社として運営するには非効率な事業規模となり、今回の決定にいたったという。
同社では、今回の体制見直しにより携帯電話端末事業の運営効率化を図ったうえ、同事業を継続していくとしている。
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