ダイハツ工業は、「東京オートサロン2016」で、2人乗りの軽オープンスポーツカー「コペン」のコンセプトカーを披露する。丸目ヘッドランプが特徴の「コペン セロ」がクーペ、吊り目ヘッドランプの「コペン ローブ」がシューティグブレークになる。
ダイハツ工業は2015年12月24日、カスタムカーの展示会「東京オートサロン2016」(2016年1月15〜17日、幕張メッセ)の出展車両を発表した。2人乗りの軽オープンスポーツカー「コペン」について、「コペン セロ」や「コペン ローブ」、「コペン エクスプレイ」といった各モデルについて特徴的なコンセプトカーを披露する。
丸目のヘッドランプが特徴的なコペン セロは、ルーフからトランク、リヤスポイラーまでが一体となったクーペデザインの「コペン セロ クーペ コンセプト」を開発した。デザインテーマは「エレガント&エモーショナル」だ。
一方、コペン セロとの間で樹脂外板の着せ替えが可能な、ヘッドランプが吊り目のコペン ローブについては「コペン ローブ シューティングブレーク コンセプト」を用意した。デザインテーマは、コペン セロ クーペ コンセプトと対比するように「クール&ジェントル」で、荷室を拡大するとともにと伸びやかなキャビンデザインを両立したという。
両コンセプトカーとも、電動開閉式ルーフを持つオープンカーであるコペンが、固定式ルーフのクーペやシューティングブレークへの派生が可能なことを示している。
コペン エクスプレイでは、樹脂外板による着せ替え構造「DRESS-FORMATION」のデザインを公募し、市販化につなげる「DRESS-FORMATION DESIGN AWARD」の最優秀作品である「コペン アドベンチャー」の実車コンセプトカーを披露する。
コペン アドベンチャーは、「道を選ばず、未知の世界を探し求め突き進むような『タフSUVライク』なコペン」をテーマに、グリル周りを双眼鏡のような表現とすることでアドベンチャー感を演出した。実車コンセプトカー開発のプロジェクトには、受賞者も参加し、コペン エクスプレイの特徴を生かした造形の作り込みを行ったという。
コペンの他にも、2015年9月から販売を始めた「キャスト アクティバ」のオフロード仕様、「キャスト スポーツ」のレース仕様なども出展する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.