両側検定と呼び、両者の母平均の「差が有り」という意味です。お題の立て方はそれぞれでしょうが、例を示します。
帰無仮説:商品価格に差がない、対立仮説:商品価格に差がある
帰無仮説:耳の長さに差がない、対立仮説:耳の長さに差がある
帰無仮説:開発支援ツール導入効果なし、対立仮説:開発支援ツール導入効果あり
帰無仮説:教育効果無し、対立仮説:教育効果あり
右片側検定と呼び、「μ1の母平均がμ2よりも大きい」ことを証明したい場合に使います。例えば、次の場合です。
帰無仮説:東京都大阪の牛丼の価格に差がない、対立仮説:東京の方が高い
帰無仮説:耳の長さに差がない、対立仮説:王様の耳の方が長い
左側検定と呼び、「μ2の母平均がμ1よりも大きい」ことを証明したい場合に使います。2.1.2の逆パターンと考えればよいでしょう。例を示します。
帰無仮説:A,B店の商品価格に差がない、対立仮説:A店の方が安い
帰無仮説:プロセス改善により生産性に変化なし、対立仮説:プロセス改善により生産性が上昇する。
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