ハンディタイプの小型「3Dスキャナ」が2万2800円で登場!3Dプリンタとセットでお得なパックも

XYZプリンティングジャパンは、ハンディタイプの小型3Dスキャナ「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」の予約販売を開始した。

» 2015年10月26日 12時33分 公開
[八木沢篤MONOist]

 台湾New Kinpo Group傘下のXYZprintingの日本法人であるXYZプリンティングジャパンは2015年10月26日、ハンディタイプの小型3Dスキャナ「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」の予約販売を開始したことを発表した(関連記事:1人1台「3Dスキャナ」の時代に!? 3万円を切るパーソナル3Dスキャナ年内発売予定)。

 販売価格(税込)は2万2800円。家電量販店、ECサイト、販売代理店、同社Webサイトにて先行予約受付を行い、同年11月10日より正式販売を開始するという。

XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー(出典:XYZプリンティングジャパン) ※画像クリックで拡大表示

 同製品は、インテルの「RealSense テクノロジー」を採用した3Dスキャナで、デプスカメラ、赤外線照射機を利用して被写体をフルカラーで読み取ることが可能。本体サイズは41×61×157mmで、重量はわずか238gと軽量のため、片手で簡単に操作が行える。

 利用には、付属の専用ソフトウェア「XYZscan」がインストールされたWindows 8.1 64bit/32bit搭載PC(推奨:第4世代 Intel Core i5以上、メモリ4Gバイト以上)が必要で、スキャナ本体とPCはUSBケーブルで接続しなければならない。スキャンした3Dデータは、STL形式もしくはOBJ形式で保存可能。

利用の流れ 利用の流れ(出典:XYZプリンティングジャパン) ※画像クリックで拡大表示

 スキャン可能なサイズは、オブジェクトモードで5×5×5〜60×60×30cm、ヘッドモードで5×5×5〜40×25×40cm。解像度は640×480/30FPS、スキャン距離は10〜70cmである。

 今回の販売開始に併せ、同社パーソナル3Dプリンタ製品「ダヴィンチシリーズ」「ダヴィンチ Jr.シリーズ」に同製品をバンドルした「3Dスキャナーパック」の提供もスタート。同パックのキャンペーン期間は、同年11月10日〜2016年1月15日まで。対象の3Dプリンタ製品の販売価格に1万5000円(税込)を上乗せするだけで同製品を購入できる。例えば、「ダヴィンチ Jr. 1.0 スキャナーパック」であれば、ダヴィンチ Jr. 1.0の本体価格(税込)である4万9800円に、1万5000円をプラスした6万4800円で3Dプリンタと3Dスキャナを同時購入できる。

利用イメージ 利用イメージ(出典:XYZプリンティングジャパン) ※画像クリックで拡大表示

 なお同日、同社はスキャナ機能を搭載した3Dプリンタ製品「ダヴィンチ 1.0 AiO」の販売価格(税込)を11万9800円から9万9800円へと引き下げたことも発表している。

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