UPSという言葉をご存じですか?
本記事は、CADを快適な環境で使ってもらうソリューション専門街「CADJapan.com」から転載しています。
もはや日本も、安定電力先進国ではありません! 日本で停電は、よほどのことが起こらない限り発生しない電源トラブルでした。しかし東日本大震災以降、電力不足による計画的な停電が実施されています。また、電力使用量の増加により急な停電の可能性も高まっています。停電の実施時期が分かっているといても、ちょっとしたミスで停電対策を忘れ、時間を掛けて作成した大切なCADデータを破損してしまったらどうしますか?
UPSとはUninterruptible(無中断)Power(電源)Supply(供給)の略称で、常に安定した電力を供給する無停電電源装置のことを意味します。万一の電源トラブルの場合には、以下のリスク回避をする必要があります。
UPSを導入することで、以下のような危険から守ることができます。
CADデータは技術者が知識・スキルと知恵を使って製作する大変付加価値の高い企業資産といえます。CADの使用により、過去作成した図形などを繰り返し使用することで現有資産を活用し、効率的に作図が可能になります。
大事なCADデータを停電など突発的な電源トラブルから守るために、ワークステーションにUPSを設置しておくと安心です。
給電方式、接続機器の電気総容量、バックアップ時間などに応じてUPSの機器を選定します。なおPFC電源を搭載しているワークステーションは正弦波出力のUPSである必要があります。
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