日産の新クロスオーバー「Gripz」、初代「フェアレディZ」から着想フランクフルトモーターショー2015

日産自動車は、「フランクフルトモーターショー2015」で世界初披露する新たなクロスオーバーのコンセプトカーの車両名を「Nissan Gripz Concept(ニッサングリップスコンセプト)」と発表した。初代「フェアレディZ」の「240Z」などから着想を得ているという。

» 2015年09月14日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 日産自動車は2015年9月11日(欧州時間)、「フランクフルトモーターショー2015」(一般公開日:9月17〜27日)で世界初披露する新たなクロスオーバーのコンセプトカーの車両名とティーザー映像を公開した。

 コンセプトカーの車両名は「Nissan Gripz Concept(ニッサングリップスコンセプト)」。同社がクロスオーバーセグメントで培った実績に基づいてデザインしており、砂漠を走りぬいた伝説のサファリラリーカー「240Z」や、シンプルなスポーツ自転車などから着想を得ているという。


「Nissan Gripz Concept」のフロントフェイスイメージ(クリックで拡大) 出典:日産自動車
1970年代前半のラリーレースで活躍した「240Z」 1970年代前半のラリーレースで活躍した「240Z」(クリックで拡大) 出典:日産自動車

 また、クロスオーバーにスポーツ感を加えた新しいデザインの方向性が示すとともに、新技術の搭載によって新しいドライビング感覚を提供するとしている。

 Nissan Gripz Conceptが着想を得たとする240Zは、スポーツカー「フェアレディZ」の初代モデルのうち、排気量2.4l(リットル)エンジンを搭載するグレードである。車両名にある“Gripz”のzは、フェアレディZのZをイメージしているとみられる。

「Nissan Gripz Concept」のティーザー映像(クリックで再生) 出典:日産自動車

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