わずか1時間半のワークショップながら、非常に面白いアイデアがたくさん出た第1回。「普段会社で商品開発をしていますが、会社の中でのアイデア出しでは似たような意見になりがち。今回違う立場の人とロボットという視点でアイデアを出してみて、ここまで人の発想は違うのかと驚きました。とても刺激になりました」(参加者)
講評まで参加した近藤さんは「面白くて実用的なアイデアが多く出て驚きました。ロボットはまだ市場ができておらず、ロボット作りに対して理解してくれる人も少ないのが現状です。でもこうした活動の輪が広がれば、裾野も広がっていくだろうと感じました」との感想。青木さんも「手探りのワークショップでしたが、とにかくアイデアが面白かったです。すぐに商品化できそうな企画も多くみられました」と参加者の飲み混みの速さに驚いていました。
ロフトワークは今後、「Robo.org」というコミュニティー型プラットフォームを立ち上げ、ロボットに関わるひとの交流の場を作っていくと発表しました。
「イベントやセミナー、今回のようなワークショップなどを通して、ロボットを作る事に対するノウハウをためる場を作っていけたらと考えています」(ロフトワーク OpenCUディレクター長者原 康達さん)。
「ROBITA PROJECT」は現在、第2回「Prototyping(立体編):ロボ企画書をもとに、立体物を作ろう」(2015年8月24日開催)と第3回「Prototyping(シーン編):立体物を動かしてRobitaがいる日常を映像化しよう」(2015年9月2日開催)の参加も受け付けています。どれか一つだけの参加も可能です。ロボット作りを体験してみたい方はぜひ、プロジェクトページをのぞいてみてください。
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