コンテックは、第4世代のIntel Core i7-4770Sプロセッサ対応のFAコンピュータ「VPC-3000」シリーズの出荷を開始した。従来のVPC-2000シリーズに比べ、演算処理能力が向上している。
コンテックは2015年7月22日、第4世代のIntel Core i7-4770Sプロセッサ対応のFAコンピュータ「VPC-3000」シリーズの出荷を開始した。重要な設備の制御装置や製造現場などの24時間連続稼働を想定したFA分野向けの産業用コンピュータで、同社従来機「VPC-2000」シリーズの後継機になるという。
VPC-3000シリーズは、従来のVPC-2000シリーズの外形や機能面での互換性を継承しつつ、演算処理能力が向上している。インタフェースには、USB3.0やPCI Express(x16)、Display Portなどを装備している。
また、ネジなしで着脱できるフロントパネルを採用し、HDD・空冷ファン・防塵フィルターなどの寿命部品を本体前面から交換できる。ウオッチドッグタイマ、リモートリセット、ハードウェアモニター、汎用デジタル入出力など、ハードウェアRAS機能も標準装備した。
ラインアップには、セットアップ済みの在庫品である標準モデルと、用途に合わせてCPUやメモリ容量などが選択できるBTO(受注生産方式)タイプがある。BTOタイプの上位構成では、高速クアッドコアCPUのIntel Core i7-4770Sプロセッサが選択可能で、高度な画像処理や高速制御処理が必要なシステムにも対応するという。
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