シーメンス・ジャパンは、新開発のリアルタイム3D経食道プローブと僧帽弁・大動脈弁の自動解析機能を搭載した、超音波画像診断装置「ACUSON SC2000 PRIME」を発売した。
シーメンス・ジャパンは2015年3月2日、新開発のリアルタイム3D経食道プローブと僧帽弁・大動脈弁の自動解析機能を搭載した、超音波画像診断装置「ACUSON SC2000 PRIME」を発売した。特に心臓弁膜症の外科手術や低侵襲治療において、必要な時に必要な情報を、簡便・迅速・高い精度で提供できるという。
ACUSON SC2000 PRIMEは、循環器領域用ハイエンド超音波画像診断装置「ACUSON SC2000」の後継機種となる。先端部分のサイズ・厚みが小さい3D経食道プローブ「Z6Ms プローブ」を搭載し、患者には飲みやすく、検査者には挿入しやすい設計で、安全で負担の少ない検査を可能にした。
レンズ面には特殊加工を施し、熱を逃がして温度上昇による検査中断や低温やけどなどのリスクを低減した。加えて、電気メス使用時などに画像に混入するノイズも抑制している。また、心臓の形態・血流・機能の情報を3D画像で1つの画面にリアルタイムで表示できるため、心電図同期の必要がない。
さらに、大動脈弁・僧帽弁を自動解析できるソフトウェア「eSie Valves」を搭載。対象画像を選択してから5秒程度で解析まで完了するため、計測時間の短縮や検査者によるバラつきを低減できる。
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