山洋電気、ACサーボアンプに容量100〜300Aの新製品を追加FAニュース

ACサーボアンプ「SANMOTION R」3E Modelのラインアップを拡充し、容量100A・150A・300Aの新製品を開発した。位置決め時間を短縮する機能を搭載し、機械のタクトタイムが大幅に削減できる。

» 2014年11月28日 07時00分 公開
[MONOist]

 山洋電気は2014年11月11日、ACサーボアンプ「SANMOTION R」3E Modelのラインアップを拡充し、容量100A・150A・300Aの新製品を開発したと発表した。発売は2015年1月19日の予定だ。

 今回開発されたACサーボアンプは、位置決め時間を短縮する機能を搭載し、機械のタクトタイムを大幅に削減できる。モータのトルクをオフする安全トルク遮断(STO)機能が向上したことで、国際規格「IEC61508(SIL3)」「ISO13849-1(PL=e)」に適合した。医療機器など、高い安全性が求められる装置にも安心して使用できるという。

 同社従来製品の「SANMOTION R」ADVANCED MODELと比べ、運転時の電力損失・待機電力はそれぞれ最大10%削減した。消費電力モニター機能で装置の使用電力量も監視可能で、省エネルギー化に貢献できる。

 さらに、装置の立ち上げ、サーボ調整、トラブルシューティングなどが簡単にできる機能も採用し、使いやすさも向上したという。

 主にロボットや工作機械、射出成形機など向けで、出力1.8kWから15kWまでのサーボモータ駆動に対応できるとしている。

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