リコー、高精度の色測定が可能なディスプレイ検査用2次元色彩輝度計を発売FAニュース

リコーのディスプレイ検査用2次元色彩輝度計「RICOH CV-10A」は、点計測タイプの色彩輝度計に比べて撮影範囲が広く、1度の撮影で最大120pt×90ptの色を検査できる。

» 2014年11月27日 07時00分 公開
[MONOist]

 リコーインダストリアルソリューションズは2014年11月12日、ディスプレイ検査用2次元色彩輝度計「RICOH CV-10A」を発売すると発表した。価格はオープン。2014年11月下旬に発売予定で、年間で100台の販売を目指すという。

 RICOH CV-10Aは、点計測タイプの色彩輝度計に比べて撮影範囲が広く、1度の撮影で最大120pt×90ptの色を検査できる。特にテレビやパソコンなどのディスプレイの品質検査において短時間で高精度の検査が可能だ。

 人間が感じる色とほぼ同じように色の測定が可能なX・Y・Zフィルタを採用した。同社独自のアルゴリズムによるキャリプレーション処理により、色むら検査や人の目では識別困難な色差も検出でき、ばらつきの少ない正確な色測定ができる。

 外形サイズは46mm×46mm×125mm、質量は約314g。小型・軽量で持ち運びが容易であるため、屋外に設置されたデジタルサイネージなどの色むら・輝度むら検査などにも対応できるということだ。

 

photo RICOH CV-10A

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


関連キーワード

リコー | ディスプレイ | FAニュース


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.