機械内部で稼働するFA機器の情報を本体画面へ表示するほか、イーサネットやWi-Fi経由でタブレット端末やPCでも表示可能だ。機械のオペレーターや工場内外の関係者と瞬時に情報が共有できる。
オムロンは2014年11月4日、マルチメディア表示や各種モバイル端末との情報共有により、機械の稼働率を向上させるプログラマブルターミナル「形NAシリーズ」を発売した。
形NAシリーズは、同社の「Sysmacオートメーションプラットフォーム」において、人と機械のインタフェースの役割を担うプログラマブルターミナル。機械内部で稼働するFA機器の情報を本体画面へ表示する他、イーサネットやWi-Fi経由でタブレット端末やPCの画面でも表示できる。機械のオペレーターや工場内外の関係者と情報共有に利用可能だ。
また、パソコンと同等レベルの高いグラフィック性能と、PDFなどのドキュメント表示、最新フォーマットの動画ファイル再生機能を搭載。オペレーターにトラブル発生時の解決手段を分かりやすく提示でき、設備の停止時間を短縮できる。
さらに、複数のオブジェクトや内蔵プログラミング言語のVisual Basic(ビジュアルベーシック)を組み合わせることで、ユーザーは独自のオブジェクトを作成できる。使用頻度の高いオブジェクトは同社のライブラリが利用できるため、開発生産性も向上するという。
ラインアップは、「形NA5-15W」「形NA5-12W」「形NA5-9W」「形NA5-7W」の4種類で、標準価格は25万5000〜48万9000円。
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