オークマ、モノづくりを最適化する新世代知能化CNC「OSP suite」を開発FAニュース

同社の「知能化技術」やモノづくりの各プロセスを効率化する「suiteアプリ」、オペレーターが操作画面を自由につくることができる「suiteタッチ」を搭載する。

» 2014年10月09日 07時30分 公開
[MONOist]

 オークマは2014年9月26日、モノづくりを最適化する新世代CNC「OSP suite(スイート)」を開発したと発表した。

 OSP suiteは、「知能化技術」「suiteアプリ」「suiteタッチ」を核として、プレミアムソリューションやモノづくりサービスを提供する新世代知能化CNC。同社の知能化技術で、熱変位を正確に制御する「サーモフレンドリーコンセプト」、自動運転・手動運転のあらゆる場面での衝突を防ぐ「アンチクラッシュシステム」、最適な加工を瞬時に探索する「加工ナビ」、回転軸の芯ズレなどの幾何誤差を計測・補正する「ファイブチューニング」を搭載した。

 また、自社や工具・計測器・システムメーカーなどと共同開発した加工現場の問題を解決するアプリケーションソフトや、生産・加工指示、段取り情報などをデジタル化し、モノづくりの各プロセスを効率化するsuiteアプリも使用できる。

 さらに、suiteタッチでは、オペレーターが操作画面を自由につくることができ、加工現場に適した操作ができる。

photo OSP suite

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