コンパクトな筐体に高性能プロセッサ搭載のIPC627シリーズに「Xeon E3-1268Lv3」搭載の新製品を発売。パネルパソコン「Simatic IPC677D(PanelPC)」も同時発売する。
シーメンス・ジャパン インダストリーセクター 産業オートメーション&ドライブテクノロジー事業本部は2014年2月20日、最新のIntel Xeonプロセッサを搭載したボックス型産業用PC「Simatic IPC627D」を発売した。また、最大22インチタッチパネル(マルチタッチ対応可能)を採用して、Intel Xeonプロセッサを組み込んだパネルパソコン「Simatic IPC677D(PanelPC)」も販売開始する。
IPC627シリーズは、コンパクトな筐体に高性能プロセッサ(Core-i、Xeon シリーズ)を搭載しており、半導体業界をはじめとする高い信頼性が求められる分野を対象としている。
Simatic IPC627Dは、本体サイズが幅100×奥行き297×高さ267mmとコンパクト。CPUは「Xeon E3-1268Lv3」(Celeron G1820TE, Core i3-4330TEも選択可能)、メモリは最大16GB、ストレージはHDD(最大500GB、RAID構成可能)またはSSD 240GB、OSはWindows 7 Ultimateをプリインストールしている。
また、拡張スロットはPCI×2スロット、PCI×1スロット+PCIExpress×1スロット、PCIExpress×2スロットから選択可能。セキュリティチップTPMも搭載可能で、電源ユニットはACまたはDCを選択できる。全世界共通モデルとなっている。
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