アサヒビールは、国内外の民生用/産業用ロボットが一堂に集まる「2013国際ロボット展」において、センサー技術、ロボット制御技術を駆使した近未来型樽(たる)生ビールディスペンサーロボット「サイバー樽生」を初公開した。
アサヒビールは、国内外の民生用/産業用ロボットが一堂に集まる「2013国際ロボット展」(会期:2013年11月6〜9日/東京ビッグサイト)において、ビールメーカーとして初出展(旭光電機と共同出展)を果たし、センサー技術、ロボット制御技術を駆使した近未来型樽(たる)生ビールディスペンサーロボット「サイバー樽生」の実演デモを初公開した。
ロボットアームがグラスやジョッキの位置に自動で移動し、人が注ぐように、グラスの側面に沿って泡を立てずにビールを注ぎ、クリーミーな泡を最後に後付けすることが可能で、均一かつ、高品質なビールを提供できるという。一度に最大6杯までビールを注ぐことができる。
アーム部にあるセンサーにより、グラス/ジョッキの有無やビールの液面を認識して適量を正確に注ぐことが可能となっている。
これまで同社は、樽生ビールにおける「付加価値向上」「飲むとき品質の向上」「環境負荷低減」をテーマに樽生ビールに関連する機器開発を進め、樽生ビールを最後までムダにせずに注ぎ出すことができる「ハッピーエンド君」や「アサヒスーパードライ」を氷点下に冷やした「エクストラコールド」などの機材を提案してきた。
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