「レガシー」と言われてしまうと便利なBG面もかたなしですが、“キャラクター単位なら、マップチップのように管理しやすい”という理由もあって採用されている点を、ハカセのためにも付け加えておきましょう。
さて、このようになかなかの伝統を持つスプライトとBGですが、実はアクションに特化したゲーム機ならともかく、BASIC世代のハードウェアではサポートされていないことも多い“幻(憧れ)の機能”でもありました。数少ない採用例では、今でもファンの多い「MSX」シリーズが有名でしょうか。
プチコンmkIIでは当時の悔しさを晴らすためか、高速でカラフル、回転拡大やパラパラアニメに衝突判定(スプライト)、矩形範囲コピーやパターン塗りつぶし(BG)など、あるとウレシイ機能も付いています。
では最後に、今回のBASICトークのススメをお届けします。マイコン世代の上司の心を奮わせる言葉といえば?
もしかすると、マイコン世代の上司から「フム。もしも当時『MSX2』レベルのスプライトが実装されていれば、歴史は変わっていたかもしれんぞ!」なんていう言葉が返ってくるかもしれません。正直、建設的な会話ではありませんが、そんなコミュニケーションを楽しみたい方は、ぜひこの言葉を上司に投げ掛けてみてください(責任は持ちませんが……)。いや、いっそのことプチコンmkII(本家Webサイト)でプログラムを組んで、直接見せるのも手かもしれませんね。では、次回お会いしましょう! (次回に続く)
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