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コラム

タイでも製造現場の改革は急務、某社から聞いたFAの肝とはFAメルマガ 編集後記

出発点をどこに置くのかは大事ですよね

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 この記事は、2022年7月1日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 MONOist FAメールマガジンの制作を新しく担当することになりました長沢です。

 FAと言えば、私が以前住んでいたタイでも大きな関心事になっており、FAをテーマに雑誌の特集を作る機会もありました。

 ご存じの方もいるかと思いますが、タイは近年少子高齢化が急速に進んでいます。2020年のタイの合計特殊出生率は1.501(世界保健機関より)。日本の1.33(厚生労働省より)を上回ってはいますが、約7000万人の人口を抱えるタイも近い将来、人口減少局面に入るとされています。

 タイ人の所得が向上したせいもあって、建設現場や工場などでの単純作業はミャンマーやカンボジア、ラオスといったタイの周辺国から来た外国人労働者に支えられており、その数は数百万人ともされています。今後の労働人口の減少や生産の効率化、高度化に向けて製造現場の改革がタイでも求められていました。

 そんな中、某ロボットメーカーの方から聞いた話が印象に残っています。

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