「復刻」というパワーワードの魔力メカ設計メルマガ 編集後記

踊らされているのも分かっているんだけど……。

» 2025年02月25日 13時30分 公開
[八木沢篤MONOist]

この記事は、2025年2月25日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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 以前のコラムで、近年の玩具市場を支える「キダルト」(KidとAdultを組み合わせた造語で、子ども心を持ち続ける大人層を指す用語)の話題に触れました。

画像はイメージです 画像はイメージです

 その際、「復刻」「限定生産」「完全再現」といったフレーズに、ついついサイフのひもが緩んでしまう筆者の散財生活の一部を紹介しましたが、今回は“玩具以外”の、ここ最近の「復刻」ブームについて思うところを述べたいと思います。

 まず、声を大にして言いたいのが「復刻が多過ぎる!」です。裏を返せばうれしい悲鳴でもあるのですが、特に筆者が高校生/大学生だったころ爆発的に流行したファッションアイテムの復刻が乱発されまくっています(以下、個人の好みが出まくっているのでご容赦ください)。

「復刻」というパワーワードの魔力

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