令和の米騒動から見えるディスラプションの狙い目日刊MONOist月曜版 編集後記

商習慣を守るのではなく自らの手で革新することが求められています。

» 2025年06月09日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2025年6月9日発行の「日刊MONOist月曜版 編集後記」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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 米騒動が続いています。2024年の猛暑や天候不順の影響を受け、米の収穫量に影響があった他、米の買いだめをする動きが増えたため、小売店で販売される米が一気になくなりました。これらの状況を受け、政府は備蓄米の放出に踏み切り、集荷業者を対象に3回の入札を実施しましたが、小売店舗での取り扱いは一向に増えませんでした。そこで、4回目以降は小売店への直接販売を開始し、それにより、ようやく備蓄米が小売店に出回るようになりました。

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