NanoFrontierは、東北大学産学連携先端材料研究開発センターに、ナノ粒子の「量産製造室」を開設する準備を開始した。同社で初となる量産専用スペースで、ナノ粒子の量産と品質管理体制の確立を目指す。
NanoFrontierは2026年8月19日、東北大学産学連携先端材料研究開発センターに、ナノ粒子の「量産製造室」を開設する準備を開始したと発表した。同社で初となる量産専用スペースで、ナノ粒子の量産と品質管理体制の確立を目指す。
同社は、東北大学発のスタートアップ企業だ。東北大学産学連携先端材料研究開発センターに本社と研究開発拠点を置き、ナノ粒子に関する研究開発や製造、販売を行っている。
今回、宮城県が支援する「宮城県テック系スタートアップ企業立地促進奨励金」の対象工場などの指定を受けて、同センター内に量産専用スペースの開設準備を開始。研究開発と製造、品質管理を同一の建屋内で連携させ、研究開発から供給までのリードタイムを短縮する。
ナノ粒子は、エネルギーや電子材料、医薬品など幅広い分野で産業応用が期待される基盤材料だ。同社は、東北大学で研究されてきたナノ粒子生成技術をベースに、研究開発自動化パイプラインを構築して開発と受託製造に取り組んできた。
新設の量産製造室は、ナノ粒子の量産と品質管理を一体で行い、研究開発から量産、供給への移行を支える中核となる予定だ。また、稼働開始に合わせて、製造と品質管理を担う人材の採用を進め、段階的に体制を拡大していく。
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