農業残渣が、最先端テクノロジーの原料に――。ジカンテクノは産総研の協力を得て、農業残渣である「もみ殻」から半導体材料向けの高品質シリカの開発を開始したと発表した。
ジカンテクノは2026年9月17日、産業技術総合研究所(以下、産総研)の協力を得て、農業残渣である「もみ殻」を原料とした半導体原料向け高品質シリカの開発を開始したと発表した。
同社はこれまで、農業残渣のもみ殻からシリカを生産する技術や、酒粕などからバイオマスカーボンを製造する技術などを活用し、バイオマス原料を活用した工業用品質素材の開発を行ってきた。特に、もみ殻由来のシリカ製造においては、世界最高クラスの品質を実現しているという。
そして、これまでの技術基盤をさらに発展させ、極めて高い純度が求められる半導体原料向けの品質/製法開発を、産総研の協力を得て進めるに至った。
2027年には同社のもみ殻由来シリカの量産を開始する予定だ。今後の目標として、2028年に半導体向け高品質シリカの製造工場稼働(または製造開始)を掲げている。
同社は、環境負荷の低いバイオマス由来の半導体原料を実用化することで、純国産で持続可能なサプライチェーンの構築とテクノロジー産業の発展に貢献する考えだ。
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