日本材料技研は、出光興産が開発した「溶剤可溶型導電性高分子ポリアニリン粉末」と「高導電性ポリアニリンコート液」のサンプル販売を開始した。
日本材料技研は2026年6月26日、「溶剤可溶型導電性高分子ポリアニリン粉末」と、「高導電性ポリアニリンコート液」のサンプル販売を開始したと発表した。
溶剤可溶型導電性高分子ポリアニリン粉末は、出光興産が開発した導電性高分子で、さまざまな有機溶媒で可溶性を発揮する他、導電性や可逆的な酸化還元能、無電解メッキの触媒担持能、鋼板の防錆能などを備えている。さらに、同社の添加剤配合技術により、広範囲な導電性の制御(0.01〜300S/cm)や耐熱性の付与が可能だ。
高導電性ポリアニリンコート液は、この添加剤配合技術により導電性と耐熱性を向上させたグレードで、スピンコートやバーコートなどの塗工方法で高導電性の塗膜を形成できる。
既に両材料は、コンデンサーなどの電子材料分野で活用されている。今後は、電磁波遮蔽(しゃへい)材料、電池電極材料、導電性インク、帯電防止材料、メッキ下地、放熱材料などへの展開が期待されている。
両社は協力して今回の材料の用途展開を行うことで合意している。なお、日本材料技研は主にコンデンサー以外の用途展開に取り組む。
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