米PTCは、Toyota Racing Development(TRD) USAの「公式エンジン設計ソフトウェアパートナー」に選定されたと発表した。TRDは長年にわたりPTCの3D CAD「Creo」とPLMソリューション「Windchill」を活用しており、今回のパートナーシップを通じて設計力強化や業務効率向上、市場投入の迅速化を図る。
米PTCは2026年5月28日(現地時間)、Toyota Racing Development(TRD) USAの「公式エンジン設計ソフトウェアパートナー」に選定されたと発表した。
PTCおよび同社の3D CAD「Creo」とPLM「Windchill」は、TRDのエンジニアリング能力の強化や業務効率の向上、市場投入の迅速化を支援する。
トヨタおよびレクサスのハイパフォーマンス部門であるTRDは、NASCARやGR Cup、オフロードレースなど、さまざまなモータースポーツ向けエンジンの設計開発を手掛けている。同社では、本拠地である米カリフォルニア州コスタメサのエンジニアリングチームからサーキット現場のスタッフまでCreoとWindchillを活用しており、両ソリューションは複数世代にわたるモータースポーツ用エンジンの初期設計からレース投入に向けた生産までを支えてきたという。
TRD USA 社長のタイラー・ギブス氏は、「PTCは長年にわたり、当社のエンジン開発プロセスにおける信頼できるパートナーとして、初期設計から生産までチームを支援してきた。当社のエンジニアリングプログラムが進化を続ける中、PTCとのパートナーシップによって同社の専門知識と技術をさらに活用し、組織全体のコラボレーションや業務効率、開発スピードの向上を図る。今後もこの関係をさらに発展させていくことを楽しみにしている」とコメントしている。
PTCは、CreoやWindchillをはじめとする製品ポートフォリオを通じて「Intelligent Product Lifecycle(インテリジェント製品ライフサイクル)」を推進している。製造業や製品開発企業が製品データ基盤を構築し、その価値を企業全体へ拡張するとともに、AI(人工知能)を活用した変革を支援することで、高品質な製品の市場投入加速や製品開発の複雑化への対応、規制要件への適合などを実現するとしている。
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