ROBO-HIは、複数メーカーのロボットを統合管理して現場を完全に自律運用するAOS「ROBO-HI OS」の運用を本格化させた。現在、40台を超えるロボットが接続され、都市インフラとして稼働している。
ROBO-HIは2026年4月16日、同年3月のTAKANAWA GATEWAY CITYのグランドオープンに伴い、複数メーカーのロボットを統合管理して現場を完全に自律運用するAOS(Autonomous Operating System)「ROBO-HI OS(ロボハイオーエス)」の運用を本格化させたと発表した。現在、「THE LINKPILLAR 1」を中心に、さまざまなメーカーの40台を超えるロボットが接続され、都市の日常を支えるインフラとして稼働している。
ROBO-HI OSは、配送、清掃、警備、案内、移動支援といった多種多様なロボットをリアルタイムで統合管理し、実業務を完遂させる自律運用システムだ。エレベーターやフラッパーゲート、セキュリティドアなどの建物設備と高度に連携しており、人の行き交う複雑な環境下でも、ロボットが滞りなく業務を遂行できる。
独自の制御アーキテクチャとして、高度な判断と施設連携を担うクラウド上の「大脳」と、現場でリアルタイム制御を担うロボットの「小脳」が連動する分散型頭脳を採用。これにより、人間が介在することなくシステム自らが交通整理を行い、多種多様なハードウェアの協調運用を実現している。
また、国内昇降機メーカーなどの純正クラウドと直接連携する純正ファシリティ連携により、建物への物理的な改造なしで安全なフロア移動を可能にし、ランニングコストの抑制も両立させた。
さらに、都市OSとの連動により、鉄道の運行情報やリアルタイムの人流データを把握することで、混雑状況に応じたロボットの最適な運用を可能にしている。同システムは2023年の導入以降、すでに国内18カ所以上の施設で稼働実績を持つ。
同社は、10台超の配備により人との業務分担を再設計することで全体最適が達成されるとしており、今後も国内外の施設へ展開し、社会全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)と生産性向上に貢献していく方針だ。
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