2026年4月13〜17日に公開された記事の中から、MONOist編集部が厳選した今週の注目ニュースをお届けします。今週のキーワードは「半導体投資、続々」です。
2026年4月13〜17日に公開された記事の中から、MONOist編集部が独断と偏見で選んだ今週の注目ニュースをお届けします。
生成AI(人工知能)の普及はもはや一過性のブームを越え、社会のインフラとして定着しつつあります。その土台となる半導体は今や経済安全保障の観点から「一国の命運を握る」とも言える最重要物資となりました。
日本国内でも、この危機感と期待は大きなうねりとなっており、今週は国や関連機関による投資が次々と報じられました。経済産業省は2026年4月17日、ソニーグループが熊本県で建設中のイメージセンサー新工場に対し、半導体デバイスの生産拡大に向けて最大600億円を補助すると発表しました。またラピダスや大学など26の機関が参加する「最先端半導体技術センター(LSTC)」が同日、北海道千歳市に後工程(半導体チップを基板の上に組み込むプロセス)の研究施設を新設し、2028年度の稼働を目指すと明らかにしました。
生産基盤強化の動きは、サプライチェーンを支える各企業にも広がっています。半導体製造の回路配線で用いる素材のタングステンの供給網強化に向けて、新工場建設が決定したほか、DMG森精機のグループ会社は、半導体後工程に不可欠な「レーザスケール」の生産能力増強に向けて新たに奈良に事業所を構えました。
日本は長らく続いた「失われた30年」から脱却し、再び世界と戦える巨大成長産業を形成することは可能なのでしょうか。これからの数十年のビジネス環境を見極める上で見逃せない、半導体産業をめぐる地殻変動の様子をお届けします。
DMG森精機のグループ会社で、高精度のリニアエンコーダーなどを開発、製造するマグネスケールが新たに奈良事業所(奈良県大和郡山市)を開設した。生成AI(人工知能)やデータセンター向けの半導体需要拡大を見据え、主力製品の高精度位置検出システム「レーザスケール」の生産能力を増強する。(2026年4月15日公開)続きを読む
「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記。(2026年4月16日公開)続きを読む
住友電気工業(住友電工)のグループ会社であるアライドマテリアルは2026年4月9日、タングステン粉末および炭化タングステン粉末の安定供給体制を強化するため、新工場の建設と関連設備の増設に約159億円を投資すると発表した。2028年度上期の稼働開始を目指し、製造能力を約1.5倍に引き上げる。(2026年4月13日公開)続きを読む
大同特殊鋼は赤外および赤色の高出力点光源LED素子と、同素子を封止したSMDを開発した。赤外は従来比約3倍、赤色は約1.5倍の光出力を達成し、協働ロボットや半導体製造装置などのセンシング性能向上に貢献する。(2026年4月14日公開)続きを読む
ルネサス エレクトロニクスが、同社史上最大規模となるECAD(プリント基板設計ツール)大手アルティウム(Altium)を買収した2024年8月から約1年半が経過した。このアルティウム買収で目指していたのが、デバイスの調査/選定、モデルベースでのシステム設計、設計妥当性の初期検証を単一の統合プラットフォーム上で実現する「Renesas 365, Powered by Altium(以下、Renesas 365)」の開発だ。(2026年4月13日公開)続きを読む
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