ダイフクは、半導体製造工程向け搬送/保管システムの新たな工場が完成したと発表した。
ダイフクは2026年4月3日、同社の滋賀事業所(滋賀県日野町)で半導体製造工程向け搬送/保管システムの新たな工場が完成したと発表した。新工場棟の稼働によりクリーンルーム事業における国内の生産能力は従来比1.3倍増となる。
ダイフクでは製造業、流通業向けのイントラロジスティクス事業や半導体製造工程向けのクリーンルーム事業、空港向けシステムのエアポート事業、自動車生産ライン向けののオートモーティブ事業などを展開している。
クリーンルーム事業では日本、台湾、中国、韓国に生産拠点を展開しており、中国と韓国では2023年に生産能力を増強した。AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の利用拡大に伴い半導体需要が拡大しており、生産能力と開発力をより強化するため、滋賀事業所に工場を新設した。
滋賀事業所内の開発機能を新工場棟の開発エリアに集約し、設計と開発、生産までの密な連携を図る。半導体工場のクリーンルーム環境を再現した複雑なテストラインを設けており、発段階から高度な検証を行うことで、実際の現場での調整時間を削減し、納期を短縮する。天井高さ約20mの高層構造とすることで大型製品の開発に対応した。こうした環境を生かし、自動化ニーズが高まる後工程向けの開発も加速させる。
新工場棟の建築面積は1万9600m2、延べ床面積は2万1400m2、そのうち生産/開発エリアは1万6800m2となっている。
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