安川電機は、産業用Ethernet通信機能を標準搭載した小型高機能インバーター「GA501」シリーズを発売した。複数のプロトコルを1台でカバーし、ACサーボドライブやロボット機器とのデータ接続性を強化する。
安川電機は2026年4月6日、産業用Ethernet通信機能を標準搭載した、小型高機能インバーター「GA501」シリーズを発売したと発表した。ACサーボドライブやロボット機器とのデータ接続性を強化し、装置のIoT(モノのインターネット)化、省スペース化、高機能化を推進する。北米、ASEAN、欧州向けは2025年から受注を開始しており、日本国内向けには2026年内に受注を開始する予定だ。
GA501シリーズは、従来品の「GA500」をベースに開発。MECHATROLINK-4、EtherNet/IP、EtherCAT、PROFINET、Modbus TCP/IP、BACnet/IPといった主要な産業用ネットワークプロトコルを1台でサポートしている。プロトコルは本体の切り替えスイッチで容易に変更でき、Ethernetベースの制御ネットワークに対応する。
ハードウェア面では、通信機能一体形のオールインワン構造を採用した。ユーザーによるオプションユニットの取り付け作業が不要となり、省スペース化と工数削減を両立。性能面では、150%の高始動トルクや最大590Hzの出力周波数、PMモーターに対応した高度ベクトル制御などの高性能なモーター制御技術を従来機種から継承した。
保守、運用の効率化に向けて、既存の「DriveWizard」などのツールがそのまま利用可能だ。また、瞬時停電再始動や冷却ファンのオン、オフ制御、簡易メンテナンス機構などを備える。容量ラインアップは、200V級単相(0.1〜3.7kW)、200V級三相(0.1〜22kW)、400V級三相(0.2〜30kW)の合計34機種となっている。
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