日立製作所の鉄道システム事業を担う日立レールは、イタリアのトリノ地下鉄2号線レバウデンゴ−ポリテクニコ区間における車両と信号システムの設計/供給を行うと発表した。完全自動化地下鉄システム開発におけるパートナーであるインフラ・トー向けに供給する。
日立製作所の鉄道システム事業を担う日立レールは2026年3月5日、イタリアのトリノ地下鉄2号線レバウデンゴ−ポリテクニコ区間における車両と信号システムの設計/供給を行うと発表した。完全自動化地下鉄システムの開発におけるパートナーであるインフラ・トー(Infratrasporti.To)向けに供給する。
この新しい地下鉄には、GoA4(完全な自動運転)に対応できる最新のCBTC信号システムが採用される。同技術は、現在実装されている中で最高レベルに自動化されており、地下鉄の発進/停止/ドア操作を含む完全無人運転を可能とする。また、同路線を走行する列車には、日立レールのデジタル資産管理ソリューション「HMAX for Rail」が搭載される。これにより、リアルタイムで車両および路線データを収集/分析し、システムの監視およびスピーディーな対応を可能とする。
本プロジェクトは総額約4億8160万ユーロ(約888億円、1ユーロ=184.4円換算)。内訳は、3億8850万ユーロ(約716億円)がレバウデンゴ−ポルタ・ヌオーヴァ区間の基本契約分であり、残りの9310万ユーロ(約172億円)は将来使用する可能性のあるポルタ・ヌオーヴァ−ポリクリニコ区間のオプション契約分となる。
トリノ地下鉄2号線は最終的には、全長約28km、全31駅となる。全車両が完全な「メイドインイタリア」となる予定だ。最初のレバウデンゴ−ポルタ・ヌオーヴァ区間は、2033年までの開業を計画している。立席乗客336人、着席乗客68人、最大404人の輸送を可能とし、車いす利用者向けスペース2カ所、自転車スペース4カ所を備える。
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