コーセーは、東京大学と共同で、使用しなくなった化粧品を環境触媒へとアップサイクルする技術の開発を開始する。
コーセーは2026年1月21日、東京大学と共同で、使用しなくなった化粧品を環境触媒へとアップサイクルする技術の開発を開始すると発表した。
同技術は、化粧品に含まれる酸化亜鉛などの金属酸化物を、環境浄化や資源循環、エネルギー分野で活用できる触媒に生まれ変わらせる技術だ。すでに、酸化亜鉛を含んだ日やけ止めに白金化合物を加え、LED光を照射することで、触媒化に成功している。同触媒は、通常の方法で生成した触媒と同等水準で有害ガスの一酸化炭素を分解できる。
国内では2024年に年間約38.7万トン(同社算出)の化粧品が生産されており、製造から使用、廃棄に至るまでの各段階で、環境負荷低減に向けた取り組みが進められている。同社は今後、酸化亜鉛以外の金属酸化物への展開や応用領域の拡張も視野に入れ、実用化に向けた研究開発を進め、化粧品を通じた循環型社会への貢献を目指している。
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