画面レイアウトを図4に示す。
表示項目を表4に示す。
項目名 | 種別 | 入力範囲 | エラー処理 |
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表4 購入完了画面の表示項目 |
全体の画面遷移図を図5に示します。なお、遷移は正常系のみにしています。
今回は、画面設計書の続きを作成しました。細かい話は割り切って作ったつもりですが、一通り作ってみると、改善の余地が見えてきます。
など、いろいろ考えられますね。このように、画面設計書を作成し、画面を紙芝居のように脳内シミュレーションすると、さまざまな課題が見つかるでしょう。これらを発注側へ共有し、すり合わせをしながら設計をすると、開発側も運用方法をイメージしつつ、発注側の要望を盛り込めます。(次回に続く)
本連載で取り上げた「ソフトウェア技術者のためのバグ百科事典」を大幅に加筆、修正した山浦恒央先生の書籍「ソフトウェア技術者のためのバグ検出テキスト」が日科技連出版から好評発売中です。連載でも取り上げた、「要求仕様書のバグ」「実装抜けのバグ」「テスト業務のバグ」など、バグを36種類に分類して解説しています。囲碁や将棋であれば、「相掛かり」「矢倉」「四間飛車」「藤井システム」のような戦法を網羅した内容になっています。
前著「ソフトウェア技術者のためのバグ検出ドリル」(2019年11月刊行)も好評発売中です。実際にバグを含む要求仕様書、設計書、コーディング、デバッグ、保守を具体的に取り上げ、練習問題として31問を出題しました。同書は、囲碁や将棋における「次の一手」的な問題であり、ピンポイントの場面を取り上げ、実践力を鍛えることを目的としています。
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人間環境大学 環境情報学科 教授(工学博士)
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