カブクは、オンデマンド製造プラットフォーム「Kabuku Connect」の即時見積サービスにおいて、従来比で最大77.7%価格を抑えることが可能な「エコノミー版」の3Dプリンタ素材を4種類追加した。
カブクは2025年9月25日、オンデマンド製造プラットフォーム「Kabuku Connect」の即時見積サービスにおいて、従来比で最大77.7%価格を抑えることが可能な「エコノミー版」の3Dプリンタ素材を4種類追加したと発表した。
今回追加された素材はいずれも樹脂系で、価格を重視した新たなラインアップとして位置付けられている。パートナー工場の協力の下、低価格化を実現した。「納期に余裕があるためコストを抑えたい」といった顧客ニーズに応える。
エコノミー版素材として追加されたのは、「ポリアミド(SLS PA12)/エコノミー」「ポリアミド(MJF PA12)/エコノミー」「ABS-like樹脂・白/エコノミー」「ポリプロピレン(SLS PP-GD)/エコノミー」の4種類である。試作あるいは試作から量産までに適した素材をラインアップしている。
31種類以上ある従来素材と比べてコスト面で強みがある一方で、対応納期や対応色(ホワイト系、グレー系のみ)、サイズなどに制限がある。また、生産地は海外に限定されている。
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