JTBは、沖縄県でレンタカーによる事故削減および渋滞緩和を目指したプロジェクトの一環として、これまで北部エリアのみであった観光レコメンドを南部にも拡大し、観光客の周遊促進に寄与させることに成功した。
JTBは2025年8月4日、沖縄県でレンタカーによる事故削減および渋滞緩和を目指した「沖縄ゆいまーるプロジェクト」の一環として、これまで北部エリアのみであった車中空間での観光レコメンドを南部にも拡大し、観光客の周遊促進に寄与させることに成功した。
那覇より北を訪れる観光客が多く、旅行最終日には北部から那覇市内に戻る際の渋滞が課題だった。そこで、南部を早い時間に訪問する観光ルートを提案した結果、対前年比で同期間、同台数のレンタカーによる南部訪問数が2倍になった。
北部エリアでの行動変化の解析では、トヨタ自動車と連携し車両データを活用した。山側の推奨ルート(山ルート)では渋滞が発生せず所要時間のブレは小さいが、海沿いのルート(海ルート)では時間帯によっては走行時間の1〜2割で渋滞に巻き込まれるケースがあること、山ルートを選ぶのは1.1%にすぎないことが判明した。
同実証実験の結果を受け、魅力的な提案をすることで、レンタカー観光における渋滞回避による時間の正確性改善、オーバーツーリズム対策、回遊性の向上と滞在時間を延長させることで地域消費額の増加に貢献する。
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