経済産業省と情報処理推進機構デジタルアーキテクチャ・デザインセンターは、ドローン航路の全国展開のためにドローン航路の仕様/規格、ガイドライン、全国線整備地図を策定した。
経済産業省(経産省)と情報処理推進機構デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)は2025年5月19日、ドローン航路の全国展開のためにドローン航路の仕様/規格、ガイドラインと全国線整備地図を策定したと発表した。また、オープンソースソフトウェアとして仕様/規格に定めるドローン航路システムを民間に開放した。
経産省とDADCは、5月15日に開催された第2回ドローン航路普及戦略ワーキンググループを踏まえ、ドローン航路サービスの品質保持や申請手続きの簡素化、相互運用性確保などを目的に2種類のガイドラインと付属書を策定した。
また、ドローン航路運営者向けに、GitHubでドローン航路ガイドラインおよび仕様/規格書に規定される「ドローン航路システム」に求められる機能を参照実装したオープンソースソフトウェア(OSS)を公開した。
「デジタルライフライン全国総合整備計画」に基づきドローン航路の全国展開が進められる。政府主導で民間が整備するドローン航路の全国展開方針は「ドローン航路整備地図」において明確化された。
各ガイドラインに関しては、DADCのWebページで2025年5月16日~6月15日の期間でパブリックコメントの実施が予定されている。(パブリックコメント反映版はWebページ上で6月下旬頃に公開予定)
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