分散型電源がネットで遠隔監視される一因とは?素材/化学メルマガ 編集後記

今回は分散型電源のインターネットセキュリティについてつらつら語っています。

» 2025年04月04日 12時00分 公開
[遠藤和宏MONOist]

 この記事は、2025年4月4日発行の「素材/化学メルマガ 編集後記」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 パナソニック ホールディングス(HD)が2025年2月21日に東京都内で開催したセミナーを取材させてもらいました。

 このセミナーでは主に、エレクトロニクスを中心とした最先端テクノロジーの展示会である「CES 2025」(2025年1月7〜10日、米国ネバダ州ラスベガス)で披露された、ブロックチェーンシステム「Tracephere(トレースフィア)」や「エネルギーマネジメントシステム(EMS)セキュリティ監視システム」、セルロースファイバーエコマテリアル「kinari(キナリ)」について紹介されました。

 今回はEMSセキュリティ監視システムの開発背景におけるこぼれ話として、太陽光発電施設をはじめとする「分散型電源」の多くがインターネットに接続され、サイバー攻撃を受けている一因について触れます。

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