わき見運転をしてでも撮影したいクルマとはモビリティメルマガ 編集後記

そのために接触事故が起きる危険もありましたが。

» 2025年04月02日 12時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

 この記事は、2025年4月2日発行の「モビリティ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


わき見運転をしてでも撮影したいクルマとは

 話題の新型車や珍しいクルマがいて、つい見てしまうこと、ありますよね。運転中にすれ違うなら一瞬チラッと見るしかできませんが、歩いているときなら目で追ってしまいます。私のクルマも、見られる側に時々なります。少年が反応することもあったし、いかにもクルマにこだわりのありそうな中年男性に見つめられることもありました。「おっ、なんかいる」と楽しそうにクルマを見てもらえると、こちらも悪い気はしません。

 珍しいクルマは新旧の市販車に限りません。高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでは、カムフラージュを施した開発車両を見かけますし、街中では自動運転技術の開発向けに走行データを収集するセンサー満載の車両や、実証実験中の自動運転車が走っていることがあります。こうしたクルマは市販車とは明らかに違って異質なので、人目をひくつもりがなくても注目が集まってしまいますね。

 つい見てしまうこと自体は仕方のないことです。写真に撮りたくなる気持ちも分からなくはありません。しかし先日、明らかに理解できない行動をとる人々に遭遇しました。

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