3Dプリンタ建築技術と在来工法を融合し、大阪・関西万博の事務所施設を建築3Dプリンタニュース

ヤマイチ・ユニハイムエステートは、3Dプリンタ建築技術と在来工法を組み合わせ、大阪・関西万博の事務所施設を建築する。セレンディクスと進めている新たな建築商品の第1棟目となる。

» 2025年01月27日 09時00分 公開
[MONOist]

 ヤマイチ・ユニハイムエステートは2025年1月10日、3Dプリンタ建築技術と在来工法を組み合わせ、「2025年日本国際博覧会」(以下、大阪・関西万博)の事務所施設を建築すると発表した。資本提携先であるセレンディクスと進めている新たな建築商品の第1棟目となる。

 大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマの下、「-People’s Living Lab-未来社会の実験場」というコンセプトで開催準備を進めており、SDGs達成のプラットフォームとしての役割を掲げている。同社はこうした趣旨に賛同し、サプライヤーとして協賛することを決定した。

 パビリオンの東エントランスの北側に夢洲障がい者用駐車場および、バスターミナルが配置されており、この駐車場を管理するスタッフが利用する管理運営施設を建設する。

開発中の55m2ハイブリッドモデルのイメージ 開発中の55m2ハイブリッドモデルのイメージ[クリックで拡大] 出所:ヤマイチ・ユニハイムエステート
「大阪・関西万博 来場者輸送 具体方針 第5版」より一部加工 「大阪・関西万博 来場者輸送 具体方針 第5版」より一部加工 出所:ヤマイチ・ユニハイムエステート

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