バンダイ カード事業部は、開封済みカードパックをカードケースにリサイクルするプロジェクトをスタートする。
バンダイ カード事業部は2024年8月20日、開封済みカードパックをカードケースにリサイクルするプロジェクトを行うと発表した。
今回のプロジェクトは、循環型社会を目指して、トレーディングカードゲームの開封済みカードパックを回収し、カードケースにリサイクルする。回収したカードパックを使用した「再生カードケース」を再びユーザーに届けることで、プラスチックごみの削減に貢献。このプロジェクトを通して、ユーザーがリサイクル活動に参加することでリサイクルに対する関心を高めることを目指す。開封済みカードパックを再利用する取り組みは、バンダイで初となる。
回収対象はBANDAI CARD GAMES商品の開封済みカードパックで、回収BOXの設置場所は全国にある「ONE PIECE カードゲーム」の公式ショップとなる。
リサイクルの流れは、まず「ONE PIECE カードゲーム」の公式ショップやイベント会場で開封したカードパックをその場で回収する。分別したものに不要なものが混ざっていないかを確認し取り除く。その後、カードパックを細かく破砕する。次に、破砕したカードパックを溶かして樹脂化。続いて、材料の塊をカットし、プラスチックの原料となるペレットにする。このペレットを用いて再生カードケースなどのプラスチック製品を生産する。
再生カードケースは、回収したカードパックを含む再生プラスチック材を45%使用し、「エコマーク認定」や自社の認定制度である「サステナブル製品認定」を取得する他、バンダイが展開するカードゲームブランド「BANDAI CARD GAMES」のロゴを正面に施したデザインを採用している。封入カード枚数は70枚(スリーブに入れた状態を想定)で、サイズは幅70×高さ97×奥行き60mmとなる。
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