DMG森精機は、3年間の定額アフターケアサービス「DMG MORI TOTAL CARE」を開始する。故障を未然に防止するプリベンティブメンテナンスと、修理費用を補償するアフターケアサービスをセットで提供する。
DMG森精機は2024年7月26日、3年間の定額アフターケアサービス「DMG MORI TOTAL CARE」を同年8月から開始すると発表した。新規に購入し、日本国内に据え付ける工作機械と自動化装置を含めたシステム全体が対象となる。
新サービスは、機械の故障を未然に防止するプリベンティブメンテナンスと、事故、故障時に修理費用を補償するアフターケアサービスをセットにして提供する。DX(デジタルトランスフォーメーション)導入支援サービス「CELOS Club」と合わせて加入することで、機械の安定稼働と生産性向上、MX(マシニングトランスフォーメーション)に貢献する。
プリベンティブメンテナンスは、同社の熟練エンジニアが定期的に顧客を訪問し、12種類の精密計測器を使用して機械状態を診断するサービス。年に1回、計3回の診断により機械の不具合などを早期発見し、診断結果に応じた適切なメンテナンスの提案をする。
修理費用の補償サービスは、基本となる2年間のメーカー保証を1年延長し、計3年間の補償を提供する。機械の不具合や操作ミスなどの事故が起きた際の、部品代と出張費を含む修理費用を対象に、定額の負担で補償する。
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