本連載では、新しい領域にチャレンジする中小製造業の“いま”を紹介していきます。今回は東京都板橋区にあるゲームパーツメーカー老舗の三和電子で、数々のヒット商品を生み出してきたパーツ開発部門の斉藤邦男さんと、鵜木智之さんを取材しました。
本連載はパブリカが運営するWebメディア「ものづくり新聞」に掲載された記事を、一部編集した上で転載するものです。
ものづくり新聞は全国の中小製造業で働く人に注目し、その魅力を発信する記事を制作しています。本連載では、中小製造業の“いま”を紹介していきます。
突然ですが、思い出してください。 あなたは今日、何回くらい「ボタン」を押しましたか?
家電製品や部屋の照明、スマートフォン、あるいは外出先でエレベーターや横断歩道のボタンを押したなんて方もいるかもしれません。
私たちの生活の中にはさまざまなボタンが存在し、それによって機械や道具などを直感的に操作できます。ボタンの種類は多岐にわたり、機能はもちろん、色やデザイン、大きさや押し心地のような部分まで、その個性は千差万別です。きっと世の中には、まだ見ぬボタンがたくさんあることでしょう。
そんな数あるボタンの中から、今回は「ゲームボタン」を紹介します。ゲームボタンというと、家庭用ゲーム機のコントローラーを想像される方が多いかもしれませんが、アミューズメント施設などに設置されている業務用ゲーム機にも、数多くのボタンが使われています。クレーンゲームやプリントゲーム機など、もしかしたら皆さんが触れたことのあるボタンもあるかもしれません。
では、これらのゲームボタンは一体どんなところで作られているのでしょうか。ゲームボタンの特徴や魅力、さらには最新のイチオシボタン情報まで、東京都板橋区にあるゲームパーツメーカーの老舗である三和電子さんに聞きました。
なお、当記事は、ものづくり新聞初の試み「ものリンク」として構成されています。ものリンクとは、1つの「もの」に関わる人や企業を2人の編集部メンバーで取材し、それぞれ異なる視点から記事を執筆する企画です。
記事は「『ゲーマー心』が分かるゲーム好き社員だからこそ作れるボタンがある。時代とともに進化を続けるゲームボタンのこれから」(ものづくり新聞Webサイト)と「小さなパーツに込める思い。ゲームボタンの進化と挑戦(同)」の2部構成となっています。
2つの記事をリンクさせることで、ゲームボタンの歴史や、パーツの製造に携わる人たち、ボタンにまつわる豆知識などを幅広く紹介しております。ぜひ2本併せてご覧ください!
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