MONOist/EE Times Japan/EDN Japanは「金属3Dプリンタ動向調査」を実施した。調査期間は2024年3月14日〜4月2日で、有効回答数は381件だった。本稿ではその内容を紹介する。
MONOist編集部では「金属3Dプリンタ動向調査」を実施した。調査期間は2024年3月14日〜4月2日で、有効回答数は381件だった。本ブックレットではその調査結果を紹介する。
金属3Dプリンタは従来の切削を中心とした金属加工、さらにはモノづくりの在り方を変えるといわれています。
海外の事例が先行している中、本調査ではMONOistが発行するメールマガジンの読者を対象に、日本企業の動向を探るため第2回となる【金属3Dプリンタ動向調査】を実施しました。調査期間は2024年3月14日〜4月2日で、製造業従事者を中心に381件の有効回答を得えました。その結果を公開します。
なお、第1回調査は2023年3月9〜22日に実施しました(第1回金属3Dプリンタ動向調査)。
金属3Dプリンタのメリットについては従来不可能だった形状の造形や一体造形で部品数を削減、大量生産では不採算なワークの生産などの回答数が多かった。
金属3Dプリンタの保有割合は第1回調査と比べて微増しており、使用目的は試作研究が多く上がった。その他、追加導入の希望の有無や導入後の課題なども聞いている。
金属3Dプリンタの導入を阻害している要因については装置価格や保守費用の高さ、費用対効果などの回答が多く集まった。希望購入価格帯や導入してみたい金属3Dプリンタの方式なども質問している。
【調査概要】
・調査期間:2024年3月24日〜4月2日
・回答数:381件
【主な内容】
・金属3Dプリンタの保有状況
・金属3Dプリンタの使用目的
・金属3Dプリンタ導入後の課題
・金属3Dプリンタ導入を阻害している要因
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