NOKは、開発を進めている多孔質状EMS用ドライ電極「Sotto ポーラス」を発表した。人体の動きに追随する特殊ウレタン系素材に、同社の配合技術とコーティング技術を活用して導電性を付加している。
NOKは2024年3月5日、開発を進めている多孔質状EMS(Electrical Muscle Stimulation)用ドライ電極「Sotto ポーラス」を発表した。同社のゴム電極「Sotto(そっと)」シリーズの新製品となる。
Sotto ポーラスは、人体の動きに追随する特殊ウレタン系素材に、同社の配合技術とコーティング技術を駆使して導電性を付加している。水分を必要としないため、装着時の冷たさに困ることはなく、寒い季節にも使用できる。
完全にドライの状態で使えるクッション性を持ち、伸縮性が高い。厚みは1〜2mmで、人体の細かい動きに密着でき、かつ高い導電性を有するため筋力強化に寄与する。また、粘着性がなく、繰り返し利用可能だ。布のように自由に縫製もできる。用途としては、同社では、EMSトレーニング機器、ベッドでの筋力維持装置、嚥下筋肉強化などを想定している。
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