SkyDriveは「空飛ぶクルマ」の生産を日本国内で開始した。
SkyDriveは2024年3月7日、「空飛ぶクルマ」の生産を日本国内で開始したと発表した。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で飛行を計画している「SKYDRIVE(SD-05型)」をまず生産し、販売用の機体も順次製造するとしている。
製造するのは、2023年10月に設立した生産子会社のSky Worksで、静岡県磐田市にあるスズキの工場を活用する。最大で年間100機の空飛ぶクルマを生産できるという。Sky Worksの従業員の半数がスズキからの出向で、自動車の生産の経験や知見を生かす。2023年9月から空飛ぶクルマの試作や組み立て手順書の作成などを進めてきた。
2024年3月6日、Sky Worksの従業員全員とスズキ 代表取締役社長 鈴木俊宏氏、Sky Works 代表取締役社長の岸信夫氏、SkyDrive 代表取締役CEOの福澤知浩氏が参加して工場の安全稼働を祈願する鋲打ち式を行った。
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